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2023/06/29

【犬狼物語 其の六百七十二】埼玉県さいたま市 高畑稲荷社内三峯社

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 さいたま市の高畑稲荷社を参拝しました。

場所はさいたまスタジアムの北側。写真の鳥居の左側の奥にスタジアムの屋根が見えています。
新しく造成されたような宅地にあって、境内自体も新しく見えますが、近年どこからか遷された、とかいうことは「稲荷社御由緒」には書かれてありません。なので、もともとがここにあったのかもしれません。

最初は屋敷神として祀られていたようですが、寛文二年(1662年)現在地に遷し「高畑稲荷社」と称して村の鎮守としました。

明和七年(1770年)には、伏見稲荷大社から分霊を受けたことも記されています。

ところで、三峯社ですが、稲荷社の本殿の左側に鎮座します。格子の扉を覗くと、御眷属札らしいものが見えます。残念ながら今のところ、この三峯社について詳しいことはわかりません。

この三峯社の隣には、他に3社ほどあって、円柱形のものが祀ってある祠や、「天神社」の祠もあります。天神様の浮彫が祀られていました。

 

 

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2023/06/22

【犬狼物語 其の六百七十一】埼玉県戸田市 下戸田氷川社の三峰社

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ネット情報によると、境内社として三峰社があるとのことで下戸田氷川社を参拝しました。

この神社では、疫病退散・五穀豊穣を祈願する「ささら獅子舞」が奉納されるようです。狛犬は明治42年10月に造られたものです。

氷川神社拝殿の左側に、動物の石像2体が置いていある崩れた祠がありましたが、境内社には明治40年に合祀された稲荷社もあるとのことなので、この石像、頭の部分は無くなっていて、尻尾の形から狐像と思われるので、これは稲荷社なのかもしれません。

 

 

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2023/06/21

「北島康介・吉田秀彦・萩野公介「五輪金トリオ」が布教に励む「富士王朝は存在した」謎の新興宗教」のニュース

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FLASHの記事(https://smart-flash.jp/sports/240384/1/1/)にはこうあります。

「教祖の渡邉聖主(せいす)氏は、『宮下文書(みやしたもんじょ)』と呼ばれる古文書を教義の中心にしています。神武天皇よりも以前の200万~300万年前に、教団本部の場所に『富士王朝が存在した』と主張しており、宮下文書に記された古代神社の再建を、活動の中心にしているんです。」

200~300万年前といったら、「猿人や原人の王朝」ということなんだろうか。「猿の惑星」みたいなものを想像すればいいのかな。ちなみに富士山もまだなかったようですが・・・。

この教義には突っ込みどころ満載で、だから「謎の」という形容詞が付けられてしまうのでしょうが、どんな荒唐無稽の物語でも信じるのは自由です。

史実や事実だけが人間の心を満たしているのではないことは、自分のことを考えてもわかります。どんな人も、理屈に合わないことのひとつやふたつは信じているでしょう。俺もそうです。

そもそもどんな宗教でも、信じるかどうかは、その人の心に「ぴったりくる」物語を提供してくれるかどうかだけです。

ただ、「教団の公式サイトには古代神社の再建計画が示され、30億円を目標に「奉賛金」を募っている。」とあります。

問題となってくるのは、記事でも触れられていますが、金メダリストなどの権威者を使って(本人たちは無意識かもしれませんが)、若い人たちに、これが「物語」ではなく「史実」や「事実」だと思い込ませること、そしてそれがだんだんと進んでいって、精神的、肉体的に、強制力をもって入信させたり、寄付を募ったり、となってくれば、これは宗教の話ではなく、社会的な問題となってくるでしょう。

 

 

 

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2023/06/11

歯固め

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お食い初めの儀式で「歯固め石」が、全国同じではないということを以前ブログに書きました。

https://asiaphotonet.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-8b4bfc.html

赤ちゃんが生まれて、一般的に男の子は生後31日目、女の子は生後32日目に行うのが、お宮参り(初宮参り)です。氏神様に無事に生まれたことを報告し、健やかに成長していけるように祈願する儀式です。

一方、赤ちゃんが生まれて100日前後に行われるのが、お食い初めの儀式です。赤ちゃんの体調もあるし、31日(32日)も、100日も、地方によってさまざまで厳格ではなく、しかも最近は、お宮参りとお食い初めをいっしょにやる家族もたくさんいます。

お食い初めは、鯛や煮物や赤飯を箸で食べさせる真似をして、一生食べ物に困らないようにと願う儀式です。そして最後に「歯が丈夫になるように」との願いを込めて、箸でちょんちょんと石をつついて、赤ちゃんの口元へ持っていきます。

この石を「歯固めの石」と言いますが、お宮参りをした神社でもらうこともありますが、自分で境内から拾って使う人もいます。使い終わったら神社に納めます。(越谷香取神社、草加神社。久伊豆神社、七社神社の歯固め石納所など)

歯固め石を使うのは、てっきり全国的な話なのかなと思っていたら、関西ふうでは、歯固め石の代わりに、茹でタコを使うことを知ってびっくりしたことがあります。

食文化などでも、関東、関西が違ったりするので、お食い初め儀式でも東西差があっても不思議ではないのですが。

石の代わりにタコを使うのは、「タコはなかなか噛み切れないので歯が丈夫になる」という理由もあるそうです。あとは「多幸」のごろ合わせからという説もあるようです。

そして石の代わりになるものとして、タコ以外にも、アワビ、クリ、紅白モチを使う地域もあるそうです。そうなってくると、必ずしも「石」を使わないということになります。

むしろ、堅いモチがオリジナルではないかともいわれています。正月初めに、歯を丈夫にするために堅いものを食べて長寿を願う風習があったようです。

『世界大百科事典 第2版』にはこのようにあります。 

「歯固め」とは、「正月初めに堅いものを食べて歯をじょうぶにし,長寿を願うこと。歯固めの歯は元来〈齢(よわい)〉のことで,齢を固めて新たに生まれ変わるところにこの風習の意味があった。古く,中国の《荆楚歳時記》には,年頭に膠牙餳(こうがとう)という堅いあめを食べる風習が記されている。日本にも古くこの風が伝わり,歯固めの具としてさまざまなものが用いられた。たとえば,平安時代の貴族社会では押鮎,鹿肉,大根などが用いられ,のちに鏡餅(古くは餅鏡(もちいかがみ)といった)も歯固めの具とされるようになった。」

じゃぁ、歯固めに用いられたという鏡餅とはなんなんでしょうか? 吉野裕子著『蛇―日本の蛇信仰』にはこんな説が載っていました。

まず「鏡餅」の「鏡」ですが、これは蛇を表す古語「カガ」、蛇目「カガメ」、蛇身「カガミ」で、鏡餅はとぐろを巻いた蛇の姿を模したもの、祖霊、歳神であって、これは延命・長寿を祈願する蛇信仰からきているのでは?という。形が丸かったところから「カガ(ミ)」は「鏡」に解釈されて変わったのではないか、というんですね。もともとは蛇神の依り代。

そのカガミ餅を正月に食べて(というより本来は見ることが大切だったようですが)、延命祈願・長寿を祝うという風習が、やがて産育習俗と結びついたのが「お食い初め儀式」のなかの「歯固めの儀式」なのかもしれません。

もともとは餅を食べる(見る)儀式であって、「歯固め」と呼ばれたところから、「硬さ」と「歯」との関連から石を使うようになった、ということでしょうか。いろんなものが歯固めの具として用いられたとのことで、いきついたところは、一番堅い「石」になったのかもしれません。

 

 

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2023/06/09

小さな部品

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それにしてもなんですね。こんな小さな部品が1個なくなっただけで、生活に支障が出てしまうとは、人間の体は、タフなんだか脆いのかよくわかりません。

機能的には問題が少なくても、見た目は大きい。今は見かけで判断される世の中です。前歯がないと目立つし、ある意味、接客業でもあるカメラマンとしては、放置することができません。

豚足にかぶりついていて、これはやばいかなぁと思っていたら、案の定、予想通りとなり、前歯の差し歯が取れました。(「差し歯」と書きましたが、正確にはなんと呼ぶんでしょうか)

若いころ、ビルの窓ふきのアルバイト作業中、雨で濡れた床で滑って、顔面(というより前歯)を強打し、2本欠けてしまったうちの1本です。

現場近くに医科大の病院があったので、そこで救急で治療してもらい、後日2本の差し歯を入れてもらうことが出来ました。仕事中だったので、労災がおりて、俺には高価だったこのような歯にすることが出来ました。周りの歯の色と合わせてくれたのです。記憶では、歌手Mと同じと医者は言っていたような。へぇー、Mも差し歯なんだぁ。それを聞いて、「この歯はMと同じなんだよ」と、バイト仲間に自慢したような気もします。

それから40年、実は、もう一本の差し歯も今年の春先に取れて、付けてもらったのでしたが、やっぱり40年も経てば、接着剤の劣化もあったんでしょうね。同じようなタイミングで、2本仲良く取れたということです。

 

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2023/06/07

犬の時間

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犬恐怖症だった俺が、ヴィーノと出会い、ヴィーノと暮らすようになって思ったことは、どうしてヴィーノはこんなにふてぶてしいくらい自信に満ち溢れているのだろうか、という感覚でした。この自信はどこから来るんだろうと、ずっと考えてきました。

人間の不幸のひとつは、過去と未来に縛られることにあるかもしれません。犬は、いや、オオカミや他の動物は、現在をせいいっぱい生きているということなんでしょう。

昔はできたのに、今はできなくなって悲しいとか、今これを食べてしまったら、明日のごはんがなくなって困るから、残しておこうとか、過去や起こってもいない未来のことを煩い、心配し、悩む。まさにこれがマインドワンダリングで、そういう雑念を払うことで精神衛生をいい状態に保つというのは、認知行動療法でもやったことです。

養老孟司さんと池谷裕二さんの対談で、「時間」というのは人間の脳の中にしかない、といったことを話していました。

でも、俺は、ヴィーノの様子から、多少の時間の観念は犬にもあるのではないかと思います。それは「待て!」と言われて待っているときです。これは必ずしも時間の観念があるから「長い」と感じているのか、それとも、単によだれが出て来て困るので、待っていられなくておやつを食べてしまうのかわかりませんが、待っている間はやっぱり過行く時間を感じているように見えます。

いや、時間の観念はあるけど、それを人間のように「単位」にはしないということではないのかな。人それぞれに進んでいる時間を、同じ「単位」で測ってしまうところに人間の不幸は生まれる気がします。

昔アルバイトで生産ラインに入って製品組み立てをやったとき、自分では速くやっているつもりだったのに、「遅い!」と注意されたときのショック。人との時間感覚のずれに気がついて、俺は人といっしょにやる仕事は向いてないなぁと実感。

犬たちは、自分に流れる時間をそのまま受け入れるだけで、けっして他の人(犬)と比べたりはしていません。

こんな体験があるんじゃないでしょうか。夢中になって何かをやっていると、あっという間に時間が過ぎていること。夢中でやることで、過去も未来もなくなる、時間が無くなるという感覚ですか。たぶん、こんな感じが動物の「今をせいいっぱい生きる」ということと近いのではないかなと思うのですが。

 

 

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2023/06/04

六四

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今年も「六四」の日が来ました。


「天安門事件から34年を前に ニューヨークに記念館が開館」のニュース。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230603/k10014088031000.html


記念館は、香港にありましたが、中国政府による統制が強まり、おととし閉館していたものです。


1989年6月4日、俺はその1ヵ月ほど前に中国から帰国したばかりでしたが、天安門事件の衝撃は大きく、当時はまだ自由な香港でしたが、いずれ今のような日がやってくるのではないか、という漠然とした予感はありました。


 


 


 


 

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2023/06/02

【犬狼物語 其の六百七十】「上野英三郎博士とハチ公」の像

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日本犬保存会の「日本犬」令和5年度第2号が届きました。

今回の犬像写真は、東京大学農学部にある「上野英三郎博士とハチ公」の像です。

そして第2号には、興味のある内容の記事が掲載されていました。

「遺伝子研究からわかる日本犬の成り立ち  縄文犬と弥生犬、そして日本犬の誕生へ」というものです。

日本に来た人間は、大雑把に言えば、最初が縄文人、あとで弥生人。それが混血して現在の日本人になりました。それと同じ「二重構造」が犬の場合にも当てはまるようです。

日本にいた狼が日本の犬になったわけではなく、縄文人が縄文犬を、弥生人が弥生犬を連れてきて、それが混血して日本の犬が出来ました。もちろん、長い歴史の中で狼の血が混じった(意図的にも)ということもあるでしょう。

そこで疑問なんですが、最近のDNAの研究で狼に近いのが柴犬というニュースがありましたが、大陸で創り出された犬が日本に来て、そのままのDNAを保ちながら柴犬という犬にそのDVAが濃く受け継がれていると言っていいのかどうか。

もし縄文犬により濃く狼のDNAが残っているのだとしたら、どうして北海道犬や、ハチ公の秋田犬、琉球犬ではなく、柴犬なのかという疑問です。琉球犬の場合は、沖縄が交易の要衝で、犬も混血しやすかったという事情があったらしいので、琉球犬はまだしも、北海道犬や秋田犬ならその濃いDNAを受け継いでいそうなのですが。

そういえば、柴犬については、「日本犬」の令和元年第5号に「日本犬の故郷を訪ねて① 柴犬 島根県益田市」の記事がありました。柴犬「石号」ことが載っています。

石号は、昭和5年生まれで、日本犬保存会に血統登録されたのは昭和11年。

「日本犬保存会で、毎年新たに登録を受け付けている3万頭弱の柴犬はすべて、「父系の血統を遡ると石号にいき着く」ことになる。国内外60万頭いるとされる柴犬、血統上その始まりは、石号なのである。」とのこと。すごい話です。

柴犬は、DNA的には一番狼に近い犬種と言われていますが、結局は石号のDNAということになるのでしょうか。それじゃぁ、石号と縄文犬との関係はどのようであったのか、謎は深まるばかりです。

 

 

 

 

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2023/06/01

今日から、二十四節気「小満(しょうまん)」の末候「麦秋至(むぎのときいたる)」

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今日からは、二十四節気「小満」、七十二候「麦秋至」です。

Wikiによれば、麦秋とは、麦が熟して、麦にとっての収穫の「秋」であることから、名づけられた季節だそうです。

写真は、北海道富良野で撮影した麦畑です。

 

 

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