【犬狼物語 其の六百七十二】埼玉県さいたま市 高畑稲荷社内三峯社
さいたま市の高畑稲荷社を参拝しました。
場所はさいたまスタジアムの北側。写真の鳥居の左側の奥にスタジアムの屋根が見えています。
新しく造成されたような宅地にあって、境内自体も新しく見えますが、近年どこからか遷された、とかいうことは「稲荷社御由緒」には書かれてありません。なので、もともとがここにあったのかもしれません。
最初は屋敷神として祀られていたようですが、寛文二年(1662年)現在地に遷し「高畑稲荷社」と称して村の鎮守としました。
明和七年(1770年)には、伏見稲荷大社から分霊を受けたことも記されています。
ところで、三峯社ですが、稲荷社の本殿の左側に鎮座します。格子の扉を覗くと、御眷属札らしいものが見えます。残念ながら今のところ、この三峯社について詳しいことはわかりません。
この三峯社の隣には、他に3社ほどあって、円柱形のものが祀ってある祠や、「天神社」の祠もあります。天神様の浮彫が祀られていました。
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