小さな部品
それにしてもなんですね。こんな小さな部品が1個なくなっただけで、生活に支障が出てしまうとは、人間の体は、タフなんだか脆いのかよくわかりません。
機能的には問題が少なくても、見た目は大きい。今は見かけで判断される世の中です。前歯がないと目立つし、ある意味、接客業でもあるカメラマンとしては、放置することができません。
豚足にかぶりついていて、これはやばいかなぁと思っていたら、案の定、予想通りとなり、前歯の差し歯が取れました。(「差し歯」と書きましたが、正確にはなんと呼ぶんでしょうか)
若いころ、ビルの窓ふきのアルバイト作業中、雨で濡れた床で滑って、顔面(というより前歯)を強打し、2本欠けてしまったうちの1本です。
現場近くに医科大の病院があったので、そこで救急で治療してもらい、後日2本の差し歯を入れてもらうことが出来ました。仕事中だったので、労災がおりて、俺には高価だったこのような歯にすることが出来ました。周りの歯の色と合わせてくれたのです。記憶では、歌手Mと同じと医者は言っていたような。へぇー、Mも差し歯なんだぁ。それを聞いて、「この歯はMと同じなんだよ」と、バイト仲間に自慢したような気もします。
それから40年、実は、もう一本の差し歯も今年の春先に取れて、付けてもらったのでしたが、やっぱり40年も経てば、接着剤の劣化もあったんでしょうね。同じようなタイミングで、2本仲良く取れたということです。
| 固定リンク
コメント