新日本風土記「オオカミとカワウソ」
新日本風土記で「オオカミとカワウソ」が放映されます。
https://www.nhk.jp/p/fudoki/ts/X8R36PYLX3/episode/te/J7GQWM8YJW/
新日本風土記の予告編に出てくる鳥居は見覚えがあります。鳥居に付けられた「山神図」も見えます。
ここはもしかしたら東北の、かつてオイノ(狼)祭りが行われていた「山の神」と「三嶺山」の碑が残っているあの鳥居ではないでしょうか?
地元住民によると、オイノ祭り自体はもう行われていませんが、しめ縄を替えたり、お参りしたり、ということはやっているそうで(数年前の時点)、予告編に出ている3人の参拝者は近所の村人なのでしょうか。
この鳥居の近くから山へ登る道が続いていますが、それは遠野へ通じる旧道で、山と里の境界でもあって、狼がこれ以上里に来ないでほしいという願いもあったとか。
【9月24日追記】
先日の放送は見られなかったので、さきほど、新日本風土記「オオカミとカワウソ」再放送で観ました。
三峯・山神の石碑にお参りしていたのは『ニホンオオカミの最後』の著者、遠藤さんだったんですね。
遠藤さんは、昔、ここで行われていたオイノ祭りにも参列していたそうです。
ところで、放送では少しわかりにくいことがありました。
「祭りのときにオオカミが出た」、みたいな遠藤さんの話だったんですが、それは遠藤さん参加時ではなくて、「かつてそういうことがあった」という話ですよね。俺の勘違いだと思いますが、じゃないと、岩手県で、昭和にも狼の目撃談があったという、すごい話になってしまいます。
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