

建物の2階屋上に鎮座する三峯神社というのは、知る限り、ここだけです。
この神社に着いては、『オオカミは大神【弐】』にも書いていますが、写真は掲載していません。
勧請された経緯が『鹿沼市史』に載っています。
安政六年、全国に狐狼狸(コレラ)が流行したとき、三峯神社から眷属のお犬さまを迎えた。
その日、猫の子のようで、毛は剛く、爪堅い珍獣「オサキ狐」が見つかった。みんなが見に集まったが、これはお犬さまを迎えた霊験のあらたかさと、人々は恐れ驚いた。
お犬さまが悪狐を退治するという考えは、ここ鹿沼にも伝わっていたということです。
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