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2024/03/16

【犬狼物語 其の七百三十九】弘法大師と犬

287a0427(高野山に導いた犬)

287a0432(高野山に導いた犬)

 

161109_4(犬墓)

161109_5(犬墓)

161109_2(犬墓)

 

弘法大師を高野山に導いた2頭の犬像は、当ブログでも何度も紹介している通り高野山はじめ全国にたくさんありますが、徳島県には、その故事とは違う弘法大師の義犬像があります。

四国第十番札所「切幡寺」から西へ数キロメートル行った静かな里は「犬墓(いぬのはか)」という地名です。田んぼや畑が広がり、近くには低い山が続いている典型的な里の風景です。

ここに、弘法大師伝説の犬像があります。阿波市観光協会HPによれば、

「犬を連れてこの地の山に分け入った弘法大師が猪と遭遇したところ、その犬が弘法大師を猪から守りました。しかし犬は、誤って滝壺に落ちてしまい、犬の死を憐れんだ弘法大師が犬の墓を立てこの地を犬墓と名づけたと言われています。墓は享保(1716~36)の頃、犬墓村庄屋松永傳太夫が造ったとされています。」

「犬墓大師堂」の前には、弘法大師と義犬(忠犬)の像が置かれています。この像自体は、平成14年8月に建てられました。

像の反対側には、いくつか古碑や祠が並んでいますが、その中に丸い石が載ったお墓があります。これが義犬の墓です。

34cm×40cmの基礎石(五輪塔の地輪部分が残ったもの)の正面に「戌墓」と刻んであります。その上に径が36〜40cm、高さ23cmの楕円形の自然石を置いてあります。

基礎石の右側面を覗いてみると、犬のレリーフがありました。長さは20cmくらいでしょうか。一部は苔が生えていて、うっかりすると見逃してしまいそうな可愛らしいレリーフです。

 

 

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