埼玉県行田市 前玉神社
前玉神社は「さきたまじんじゃ」と読みます。さきたま古墳群に隣接した、7世紀前半ころに造られた浅間塚古墳のてっぺんに鎮座します。
武蔵国前玉郡は、726年(神亀3年)正倉院文書戸籍帳に見える地名だと言われており、「前玉郡」は後に「埼玉郡」へと漢字が変わり、現在の埼玉県へとつながります。埼玉県名の発祥となった神社であると言われています。
花手水には、古墳群にちなんだと思われる埴輪ふうの人形なども飾ってあります。
本社に登る階段の元に、元禄十年(1697)に奉納された高さ180cmの2つの燈籠があります。この燈籠には万葉集の歌、「小崎沼」と「埼玉の津」が刻まれています。
境内で暮らす猫の特別限定御朱印が人気だそうです。
またこの辺りで昔から食べられている「いがまんじゅう」(鴻巣市(旧川里町)が発祥)という和菓子をいただきました。まんじゅうが赤飯で覆われていて、食べる前は、視覚から味覚を予想できずに混乱しますが、食べたらおいしいというものです。
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