【犬狼物語 其の七百七十三】岡山県新見市 後醍醐神社
後醍醐天皇伝説が詳しい『岡山県新見の伝説』を送っていただきました。
後醍醐天皇は京都から中国地方経由で隠岐に着いたようですが、現在も新見市には後醍醐神社があり狼像がいます。狼像はそんなに古くなく、また関東でなら狐と間違えそうな直立した尾っぽをしています。
『後醍醐天皇縁記写』によると、 狼は後醍醐天皇のお供をして隠岐からやって来たとの伝承があるようです。
『岡山県新見の伝説』には村人のインタビューが載っていて、それによると、狼像の足がちびたので替えたみたいなことを言っています。なので、このインタビューがいつ行われたのかは書いてないので正確にはわかりませんが、どうも今据えられている狼像ではなく、先代の狼像が以前あったようにも読めます。先代の狼像が痛んでしまったので現在の狼像に替えられたのではないかと想像します。
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