【犬狼物語 其の七百七十四】埼玉県寄居町 釜山神社
久しぶりに釜山神社を参拝。
このお犬さまが「征露紀念」だったとは初めて気がつきました。日露戦争で勝利したのは明治38年(1905年)のこと。
戦争関連と言えば、狼信仰が珍しい山形県の昭和17年「三峯山神社」石碑があります。これも武運長久の祈願で建てられた可能性があるとのこと。
昭和17年というのは、1月には日本軍がマニラを占領、2月にはシンガポールを陥落させ、5月にはビルマのマンダレーを占領するなどした年です。戦争に突き進んでいた時期です。
また、境内社に伏見稲荷社があって置かれていたのが狐像。立ち耳・直立した尻尾と、他の狼像と区別する意識というか意図を感じます。(4番目の写真が狐)
比べてみると両者の特徴がよくわかります。
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