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2024/11/29

『新編 オオカミは大神』

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昨日、出版社へ次の書籍『MEKONG the Last River』の打ち合わせへ行きましたが、『新編 オオカミは大神』ができていたのでもらってきました。

「情報」としてではなく「物」として実感するのがインクの匂い。やっぱり五感を刺激する書籍が好きです。

書店に並ぶのは12月11日です。

 

 

 

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2024/11/25

中国風の白い狛犬(獅子像)

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篠崎浅間神社を守っていたのは白い狛犬。口の中には玉が見えます。

雰囲気が中国の獅子像 と似ているのでは? 中国製かもしれないですね。

と思って、奉納者名の「長五楼」を検索すると、篠崎町の「長五楼本店」という中華料理店でした。

 ちなみに、ペナン島の中国系寺院の獅子像がこちら。

 https://asiaphotonet.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-d24352.html

また、本殿後ろ側には鬼瓦や多くの動物像がありました。ほとんど狐のようですが、中には判別不明なものも。 

 

 

 

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2024/11/23

『新編 オオカミは大神』校了

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『新編 オオカミは大神』、無事に校了いたしました。

12月11日、書店に並ぶのが楽しみです。

この武蔵御嶽神社のページも、今回新しく組み直した部分です。 

 

 

 

 

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2024/11/22

初めての長瀞船下り

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紅葉の中の船下りは楽しいですね。 

船下りと「あゆめし」の食事後、宝登山神社を参拝。お犬さまのお札を戴きました。

小鹿野在住の画家、小菅光夫 さんの作品展が開かれています。小鹿野を主に秩父の祭やダム湖に沈んだ村の様子など、独特の赤と青を使った絵はとても印象的です。 

 

 

 

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2024/11/20

【犬狼物語 其の七百八十五】世界子どもの日と子安信仰

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11月20日は「世界子どもの日」だそうです。

子安信仰 では「犬」も信仰対象です。全国には安産、子育ての 犬像 がたくさんあります。 これは「お宮参り」や「七五三」の親御さんにあげているカードです。

【犬狼物語 其の七百八十四】イヌ科動物と産育民俗など、何度も書いている話です。

「子安信仰=犬」と言われていますが、なぜなのかは今のところわかりません。一般的には犬の多産・安産にあやかるという、そうすると、犬だけではなく、イヌ科動物、狼や狐も関係してくるのではないか。実際、狼も狐にも産見舞いなどの習俗もあります。

写真は 三峯神社の 狼像ですが、まるで犬に見えます。

 

 

 

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2024/11/19

高麗神社

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高麗神社を参拝しました。

拝殿前に奉納された新穀。11月23日には新嘗祭 が行われます。

高句麗装束の展示もされています。

神社の隣には慶長年間と伝えられている国指定重要文化財の高麗家住宅があります。高麗家は高麗神社の神職を代々務めてきた旧家です。

「霊亀2(716)年5月16日、大和朝廷は駿河(静岡)、甲斐(山梨)、相模(神奈川)、上総・下総(千葉)、常陸(茨城)、下野(栃木)の七国から高句麗人1799人を武蔵国に移し「高麗郡」を創設」(高麗神社HPより) 

 

 

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2024/11/12

三寶大荒神社の火渡り神事

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三寶大荒神社の火渡り神事には消防隊員も参列していました。

宮司の祝詞には、火は人々に益をもたらすが扱いを間違えると大変なことになるというのがありました。納得です。

だから、火を扱う緊張感を新たにするという意味もあり、火渡り神事は大切な神事です。

 

 

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2024/11/07

令和7年度版「旧暦棚田ごよみ」

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2025年(令和7年) 旧暦棚田ごよみ、販売開始です。

棚田ネットワークのHPでどうぞ。

 https://www.tanada.or.jp/tanada_goyomi/

 

昔の人は、月の形が丸くなったり消えたりを繰り返す月の満ち欠けに規則性を見出しました。偶然とはいえ、新月から満月を経てまた新月に戻る周期が約29.5日だったのが、長からず短からず良かったのでしょうか。いやそれは逆かもしれません。この周期が人間の文化や生活習慣を形作ってきたと言ったほうが当たっているかもしれません。でも、月の満ち欠けだけでは、季節がずれていくことにも気がつきました。年単位の生活には支障が出てきます。特に農作物を作るようになってからは。

それで太陽の動きも考慮したのが太陰太陽暦です。日本では中国由来の太陰太陽暦を日本風に改良して使ってきましたが、明治5年に太陽暦(新暦)に変更され、それまで使っていた暦は「旧暦」と呼ばれることになりました。(中国では「農歴」といっています)

旧暦(太陰太陽暦)で1年を24に分けたものが二十四節気ですが、新暦になったとはいえ、日本でもまだまだなじみがあるといってよいでしょう。二十四節気じたいは紀元前6世紀ごろに考えられました。当時の中国の文化・経済の中心地は黄河中流域で日本と比べるとだいぶ北寄りで乾燥地帯です。それでも日本人の季節感に影響を与えてきました。新暦で暮らす私たちですが、季節の変わり目ではテレビなどでも「今日から立春です」「暦の上では大寒です」などと紹介されます。

二十四節気は観念的なものですが、各節気をさらに三分した七十二候の方は「季節あるある」といえるもので、日常生活で気がつく気象、動物、植物の変化を表した言葉になっていて、二十四節気より具体的です。

立春の初侯「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」とか夏至の末侯「半夏生(はんげしょうず)」とか立秋の次侯「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」とか。

ただし七十二候も大陸との気候のズレや棲息する動植物の有無などで納得しづらいものがある場合、七十二侯の順番を入れ替えたり、日本独特の七十二候も作られました。貞享改暦(1684)には渋川晴海が日本の風土に合った「本邦七十二侯」を作りました。その後多少の改定があり、明治7年から16年までの官暦に掲載されたものが現在の七十二侯です。

たとえば、中国の大衍暦・宣明暦では「大雪」の次候は「虎始交・武始交(とらはじめてつるむ)」ですが、日本では「熊蟄穴(くまあなにこもる)」になっています。日本に虎はいないので当然と言えば当然なのですが、熊でも実感がない我が家のオリジナル七十二候として「狗蟄炬燵(いぬこたつにこもる)」というのを考えました。飼い犬が炬燵に潜り込むと、あぁ、こんな寒さが厳しい季節なんだなぁと感じることができるからです。我が家の「季節あるある」です。いや、本当を言えば、犬だけではないので、「人狗蟄炬燵(ひといぬこたつにこもる)」にするべきかもしれませんが。

みなさんも旧暦を取り入れた生活の楽しみ方として、独自の七十二侯を考えてみるのもおもしろいのではないでしょうか。

 

 

 

 

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