ベトナムと日本の「鯨信仰」
「鯨信仰」についてアイケ・ロッツ先生の講演を聴きました。
ベトナムでは、クジラ・イルカは、嵐のときなど、漁師を救う動物として認識されているという。
クジラは動物であると同時に、特に観世音菩薩を手伝う神様(眷属・神使みたいなものか?)だとのこと。
だから座礁したクジラ・イルカは丁重に葬式や供養の儀式を行い、埋めた骨は、3年後に取り出して、あらためて「陵(神殿)」にご神体として祀るそうです。
ロッツ先生の口からは「祟る」という言葉は出ませんでしたが、クジラ・イルカの葬式・供養を行うのはそういうこともあるから、といった意味に俺には取れました。
ところで、日本でのクジラ祭りなどの紹介もありましたが、講演では、今年撮影した唐桑半島の御崎神社の「くじら塚」も出てきました。そしてロッツ先生が言うには、御崎神社の祭が一番ベトナムの祭と似ているということでした。
御崎神社の「くじら塚」の石碑は2基あって、文化7年、天保7年の銘があります。浜に迷い込んだクジラを漁師たちが捕獲したが、クジラは御崎大明神の霊獣であることから、供養のために建てられた碑だと言われています。
ベトナムと同じように、嵐に遭った船を、クジラが御崎神社まで誘導し助けたという伝説もあるそうです。
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