台湾の石神信仰
台湾にも石を信仰する習俗があって、掲載の写真は台北の国泰病院の衆恩祠に祀られている「石公頭」です。
日本石仏協会「日本の石仏(第184号)」川野明正「台湾の石神信仰」によると、
「台湾では、各地で自然石を祠堂に祭祀する。(中略)産育習俗との関りも深く、台湾の石神信仰は、石に生命力の豊穣をみる信仰を形成する」
とあります。
何度か書いていますが、日本でも「安産石」とか「子産み石」とかの名前で、主に丸石が安産祈願など産育習俗に関係しています。
でも、同論考によると、この「石公頭」は、「病気治癒にも霊験があり、貴重である」とあります。
「1970年代に、病院建設の際に出土した岩で、除こうとして病人が出たため留め置き、1977年に、分院の建設に際して祠を設けた。石神に触ると病気が治るとされる」
病院の敷地内から出た石なので、そのような霊験が語られるようになったようです。
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