カテゴリー「文化と芸術について」の141件の記事

2025/05/04

ペルシャの神殿?

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ある神社の入り口がペルシャの神殿のようにも見えました。

階段を上っていくと、飛ぶ狛犬像が迎えてくれます。

 

 

 

 

 

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2025/01/27

石像が「そこ」にあること

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 こういった苔や黴は時間を感じさせ、その場になじんだ姿にそこはかとない愛着を覚えます。

だから「そこ」へ行って見る・撮るが大事なんです、俺にとっては。

仮に「そこ」から動かされた像であったら、ある意味、「そこ」との物語を失います。

 

 

 

 

 

 

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2024/12/13

【犬狼物語 其の七百八十七】お礼参り(秩父編)02 釜山神社

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今日の『新編 オオカミは大神』刊行のお礼参りは釜山神社です。

お犬さまの後ろに映っている鳥居は稲荷神社の鳥居で、こちらには狐像が立っています。

本殿から釜山神社 の奥の院へ向かいました。奥の院へは急な岩場を上っていきますが、落ち葉が積もった岩が滑ること。鎖がついていたので助かりました。

奥の院の祠前にも左右にお犬さまの像が立っています。

耳をかいているように見えるんですが、祠の側面にあるレリーフもお犬さまなんでしょうね。牙もあるし。

 

 

 

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2024/11/25

中国風の白い狛犬(獅子像)

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篠崎浅間神社を守っていたのは白い狛犬。口の中には玉が見えます。

雰囲気が中国の獅子像 と似ているのでは? 中国製かもしれないですね。

と思って、奉納者名の「長五楼」を検索すると、篠崎町の「長五楼本店」という中華料理店でした。

 ちなみに、ペナン島の中国系寺院の獅子像がこちら。

 https://asiaphotonet.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-d24352.html

また、本殿後ろ側には鬼瓦や多くの動物像がありました。ほとんど狐のようですが、中には判別不明なものも。 

 

 

 

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2024/10/12

「新編 オオカミは大神」の書誌ページ

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『新編 オオカミは大神』の書誌ページがAmazonとイカロス出版社に掲載されました。

特典:Amazon限定デジタル写真集『狼の呼び声』 

出版社 ‏ : ‎ イカロス出版 
発売日 ‏ : ‎ 2024/12/11
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 176ページ
寸法 ‏ : ‎ 21.1 x 14.9 x 0.16 cm

 

『オオカミは大神』は、みなさんのおかげで、在庫がなくなりつつありましたが、今回「重版」という形ではなく、カバー写真を新しくし、増補部分に「鳥取県船上神社の狼送り」と「狼像鑑賞術」を付け足して「新編」として出版されることになりました。12月11日発売開始予定です。

Amazon書誌ページ:www.amazon.co.jp/dp/4802215320
イカロス出版社のサイト書誌ページ:https://books.ikaros.jp/book/b10094352.html

 

 

 

 

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2024/09/20

【犬狼物語 其の七百八十】武蔵御嶽神社

 

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すごいものを見てしまいました。

江戸時代の火事装束のお犬さま(狼)。現在宝物殿で展示されています。

刺繡の狼像を見たのは初めてです。火伏の神としてのあうん2体の狼像が描かれています。

刺繍糸が狼の毛並みと合っているのでなおさら迫力が。そして歯や爪は金属製で細工も細かく文化財ものです。

奥宮遥拝所と大口真神社にも参拝。

そして築山のお犬さま像(一番下の写真)。つい最近、明治26年奉納のものと判明しました。

太陽光線の当たり具合によって刻々と変化するお犬さまの表情。2時間じっくりと見続けながら、お犬さまが一番カッコイイと思える瞬間を捉えるのが俺なりの狼信仰。

ところで、右奥の牙が、数年前の牙より長くなっているように見えるのは気のせいか。

 

 

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2024/09/12

【犬狼物語 其の七百七十八】「狐狼地獄」の中の狼像

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狼像のルーツを探る中で知った「狐狼地獄」の中の狼像。

これは1180年代に描かれたもの。

歯をむき出して火炎吐く狼と、少しわかりにくいですが、腹に食いつく狐。恐ろしや~

「地獄草紙」奈良国立博物館画像データベースより

 

 

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2024/09/02

品川神社の備前焼狛犬

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品川神社を参拝した時、独特の色の狛犬があり、これはもしかしたらと思ったら、やっぱり備前焼の狛犬でした。

西日本の狼像を探していたとき、複数回、備前焼の狼像や狛犬を見たので、この色で気がつきました。

文政13年(1830年)奉納です。願主は品川の人らしいので、遠く備前焼の窯元に発注して奉納した狛犬らしい。

すばらしい造形です。

 

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2024/08/28

多武峯内藤神社内稲荷神社の狐像

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新宿御苑の東に鎮座する多武峯内藤神社。境内に稲荷神社が鎮座し、嘉永元年(1848)奉納の江戸時代の狐像があります。

左は宝珠、右は鍵を持っていて、今まで撮影してきた江戸狐の中では小ぶりな像です。尻尾は横に回してあるし、宝珠がなかったら狼像かなと間違えそうな像で、現在でも割とよく見かける狐像かなと思います。

でも造形は洗練されてて、想像ですが、高遠石工の作ではないかと。なぜなら、ここは高遠藩内藤家の下屋敷の屋敷神として祀られていたからです。

ところで、この撮影が終わって、表通りに出たら、友人と似ている男が歩いてきました。ずいぶん似た人間いるもんだと思ったら、向こうも俺を見ていて、本物の友人だとわかりました。2年ぶりくらいに会いました。その間連絡もしていなかったし、彼がここにいたのも偶然で、もちろん俺も偶然で、おそらく10秒違っていたら気がつかずに通り過ぎていたでしょう。

まったくの偶然なのですが、これを単なる偶然で済ますのも惜しい気がします。お狐さまのお導きかとも思いますが、こんな偶然を楽しみたいと思います。

それで2年ぶりに会って何を話したかというと、狼像には狐像の影響がありそうなので、ここの狐像も本に載せるかもしれない、とかいった話で、彼も少しは興味を示してくれたものの、またかぁと飽きられていたかもしれません。

 

 

 

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2024/08/25

動物の慰霊碑・供養碑

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日本にはどうして動物の慰霊碑・供養碑(依田賢太郎氏は塚と呼んでいるようだが)が多いのか、猫、蛇、犬、狼などの動物像で1冊本を作りたくなってきました。

動物と人が水平の関係=日本、動物と人が垂直の関係=西洋と捉えると、動物観の違いが表現できて、面白い本になると思うんですが。

先日見た動物供養堂の狸なんかもあるし、鯨、蚕、虫、etc と際限ないかな。 

 

 

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