心理面からみた犬供養
動物の葬り方のひとつとして、「犬供養」「犬卒塔婆」という名前にひかれて調べ始めたのでしたが、昔は、本当に犬が直接関係していて、特に、安産であるはずの雌犬が死んだりすると、災いが起こらないようにと供養したという地区もあったようです。
でも、犬供養をやっていることはやっているそうですが、今はあまり「犬」が前面に出てくることはなくなったという話をしてくれたのは、今も犬供養をしているつくば市に住む講の人です。
前にも書きましたが、『印西町史』には、
「難産で死んだ犬を供養しないと、女人の出産が重くなると思われていたから、Y字型の犬卒塔婆を作り、ムラの寺院の住職に読経してもらったり、(中略)ムラムラによってそれぞれ所定の位置に建てられていた」とあります。
犬の産死が人々に災いするのでは?という恐れがあったのは確かなようです。安産であるはずの犬が産死するというのはある意味"異常事態"でもあるので、その"異常事態"を何とか納めたいという気持ちもあったことは、恐れは何にもまして強い感情なので、心理面からも想像ができます。












































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