カテゴリー「民俗・民族・文化習俗」の107件の記事

2025/11/18

「鯨信仰」

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「鯨信仰」。

日本の一番古い鯨供養碑は三重県のもののようですが(要確認)、講演では触れられるでしょうか。

 

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2025/11/17

「レアなおふだ」展

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飯能市立博物館で開催中の「レアなおふだ」展にようやく行くことができました。

この中で特に関心があったのは、やっぱり「狼」と「猫」札です。

たくさんの狼のお札を見てあらためてその狼の姿のバリエーションの多さに面白さを感じました。

神、あるいは神使としての狼の姿は、あくまでも人々がイメージする姿です。

また、1点しかありませんでしたが、養蚕の守り神としての猫札。眉毛と髭が強調されていて独特の姿です。

午後2時からは隣の市民会館で西村先生の「秩父地域のオオカミ信仰について」の講座がありました。

狼信仰についての興味深い話は当然として、最近の熊害についても触れられました。

そこで、狼信仰における「産見舞い」からの「オタキアゲ」儀式を熊に適応できないものかといった意味の話があり、なるほどと思ったのです。

狼の場合は、襲われる前にお供え物(豆腐やあずき飯)をあげることで、被害を防ごうという発想ですが、熊に対する「オタキアゲ」という象徴的な儀式がどれだけの効果があるのかは疑問ですが、発想としては面白い。

ただ、熊の餌を山に撒くという案が実際あるらしいのですが、それで市街地まで熊が下りて来なくなるかもしれないとしても、熊の母数が増えてしまうという大問題があります。根本問題が拡大してしまうという矛盾。

儀式というのは、実際の効果うんぬんというより、人々の決意の表明でもあると思うので、熊に対する「オタキアゲ」が無意味とも思いません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025/11/16

猫塚

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「猫塚」

どういった由来の物なのか、わかりません。

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2025/10/31

「抜けびしゃく」というイメージ

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産泰神社は多くの参拝客が訪れますが、ここは特に、子授け祈願、安産祈願のために境内には、胎内くぐりの岩や、安産の犬の張り子像もあって、子安信仰の神社です。

その中に「安産抜けびしゃく」というものがあります。

「産泰神社では、江戸時代より底の抜けた柄杓を奉納する信仰がありました。底の抜けた柄杓で水をくむとそのまま抜けてしまうように、楽にお産ができるよう願ったものです。願いを込めて3回水をくんでください。」

とあります。安産祈願に底抜けひしゃくを奉納する風習はここだけではなく全国に広く見られるものだそうで、たしかに他でも見た記憶があります。

「抜けびしゃく」のイメージと出産時のイメージを重ねるところはすごいですね。ちょっと生々しい感じもします。

イメージの類似性をもって祈願する方法は、農耕儀礼のひとつとしての予祝行事も似ているかもしれません。「こうなってほしい(たとえば豊作)」という結果を期待して、前もって模擬的に結果を演じるものです。

イメージの力の強さはこんなところにも表れています。

 

 

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2025/10/30

鶴亀像

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太平山神社には、福神社前の鶴亀像がありました。由来はわかりません。

拝殿前には御神石があります。これは石を撫でることにより災厄を祓い、霊験を得るというもの。

また境内には、蛇神社も鎮座します。

 

 

 

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2025/10/11

【犬狼物語 其の八百九】「狼のお札地図」アップデート

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「狼のお札地図」アップデートしました。

前回(去年)より、10社ほど増えています。

狼のお札は埼玉県が突出して多いことがわかります。

地図にすると、日本全体を俯瞰するのに有効です。

 

 

 

 

 

 

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2025/10/05

NHK『ばけばけ』と丑の刻参り

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昨日NHK『ばけばけ』ダイジェスト版ちょっとだけ見たら、丑の刻参りのシーンが出てきました。

ある神社は猫神様を祀っていますが、ここの丑の刻参りの由来には猫が関わっています。祟る猫の力にあやかるということでしょうか。この猫神社は『猫神さまをめぐる旅』でも掲載予定です。

 
 
 

 

 

 

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2025/10/04

再び、ねこ塚とねずみ塚

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前回は雨模様だったので、もう一度撮り直しました。

漁業の神様となった、ねこ塚とねずみ塚。

ちょうど漁へ出る船が港から出て行きました。

 

 
 
 
 

 

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2025/09/23

ロボットふうの狐像

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ある稲荷神社の狐像ですが、ロボットのようです。

その外側には普通の狐像も。

 

 

 

 

 

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2025/09/22

ねこ塚

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元禄時代、ここを通りかかった巡礼中のおばあさんが飢えと疲れで亡くなった。

おばあさんが連れていた猫も後を追うように動かなくなった。

哀れに思った村人は、おばあさんと猫を埋葬した。

それが「ねこ塚」です。

 

 

 

 

 

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