カテゴリー「写真」の579件の記事

2025/11/09

2026年(令和8年)版「旧暦棚田ごよみ」

Tanadagoyomi2026

 来年の「旧暦棚田ごよみ」販売始めました。

NPO法人棚田ネットワークのHPよりご注文ください。
https://www.tanada.or.jp/tanada_goyomi/

 

私たちは時計や暦を発明して「時間」を普通に感じて使っていますが、考えてみれば、たとえば1日が24時間、1年が365日というのは、偶然で特殊な例だと気がつきます。
昔、あるTV番組を見ていたら、赤色矮星を周るその惑星は、赤色矮星に近すぎるので、いつも惑星は引力の影響を受けて自転をしないそうです。赤色矮星は空のどこかにあってずっと動きません。
自転しない惑星の話ですが、そのような惑星に人類のような生物が生まれていたとしても、彼らは時間を意識できないかもしれません。できないというより、違った時間の単位を持つでしょう。当然ですが、24時間や365日にはなりません。
時間が違うとコミュニケーションは難しいという話です。SFの話だけではありません。私がイランのカスピ海沿岸地方の棚田を撮影に行ったときのことです。
何か祭りがあると聞いたので、それがいつなのか尋ねたのですが、いっこうにわからず諦めた経験があります。
イランへ行ったのも15年程前だし、テヘランなどの都会は別でしょうが、当時、田舎に行ったとき、「西暦(グレゴリオ暦)」がまったく通じず、すべて「イラン暦」で答えられたからでした。イラン暦は、春分から一年が始まる暦で「ヒジュラ太陽暦」ともいわれます。春分の日はノールーズ(ペルシア語で「新しい日」という意味)として盛大に祝われます。
暦が違っただけでこれだけ話が通じないんだなと愕然としました。西暦に慣れてしまっていると、他の暦には即座に対応できません。頭がこんがらがってしまうのです。「なんで西暦がわかんないの?」と逆切れしました。イラン暦でさえこうなんだから、ましてや、広い宇宙で自転のない惑星に住んでいる生物ならどんなことになってしまうのか。
 
暦はコミュニケーションを取るための必要なものであることを言いたいのですが、また、使っている暦によって、その人たちのライフスタイルは決まってくるということです。私たちは自分のライススタイルは自由自在に、自分で作っていると思っていますが、暦によって制約を受けていることも事実です。
毎年提案していることですが、西暦を否定するわけではなく、プラス、旧暦も気に留めておけば、世界は2倍に広がるということではないでしょうか。新暦に慣れているので、旧暦ごよみは初め使いづらいかもしれませんが、普段は気にも留めないことに意識を向けさせてくれるのも旧暦なのです。
こよみは、単なる日付が並んだ表ではありません。昔の権力者は、勝手にこよみを作ることを禁止していたくらいです。こよみが変わると、生活が変わる、そうすると考え方まで変わってきます。

 

  

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2025/08/04

32話の猫像・猫レリーフ像で構成

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現時点で原稿を整理してみて、『全国の犬像』と同じくらいの割合で写真を入れるとすると、北は青森県、南は鹿児島まで、32話の猫像・猫レリーフ像で構成できそうです。

 

 

 

 

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2025/04/09

 東北お遍路プロジェクトの写真

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 東北お遍路プロジェクトは、東日本大震災により被害を受けた福島県いわき市から青森県八戸市までの沿岸地域に、慰霊と鎮魂の道を作ろうと2011年9月に発足しました。


10年以上経ち、巡礼地の数も増えたので、HPや地図の写真をリニューアルすることになり、写真を一部撮り直すことにしました。それがこの地図です。
なるべく早く撮り終えたいとは思いますが、実際、どれだけの日数がかかるかわかりません。まずは4月中に第一弾の撮影をすることになりました。

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2025/03/13

巨石

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巨石の口から木が生えていました。

ちょっと苦しそうな表情にも見えます。

 

 

 

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2025/03/11

14年目の3.11 

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東日本大震災の翌年(当年は花見どころではなかった)、石巻市日和山公園で出会った花見の高校生たち。

彼女たちの笑顔に東北の未来を感じたものでした。

なので、震災関連の書籍とポスターには、絶対この写真しかないと思い、何とか写真を使わせてもらえないかと頼んで、全員から使用許諾を得られたときは嬉しかったですね。みんなどうしているかな。

今年はまた14年でどう変わったか、あるいは変わらないのか、復興は進んだのか、進まないのか見るために、東北の被災地を周るつもりです。

 

 

 

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2025/03/10

神社のトイレ

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ある神社のトイレです。

さすがにここでオシッコする勇気は、俺にはありませんでした。
 
 
 
 

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2025/03/05

『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラストリバー』

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撮影旅行中、自宅に届いていた『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラストリバー』。

3月6日から販売開始です。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4802215622/  
 
 

 

 

 

 

 

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2025/02/25

【犬狼物語 其の七百九十六】清川村のニホンオオカミの頭骨撮影

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清川村のニホンオオカミの撮影を担当させていただきました。

これほど多くの頭骨を一堂に集めての撮影はこれからもないと思います。貴重な体験をさせていただきました。

 

 

 

 

 

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2025/02/08

『MEKONG THE LAST RIVER  メコン・ザ・ラストリバー』の動画(YouTube)

 

『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラストリバー 無垢なる大河 旅の記憶』の動画をYouTubeにアップしました。

発売日: 2025年03月
著者: 青柳健二
出版社: イカロス出版
ページ数: 336p
寸法 ‏ : ‎ 21 x 14.8 x 3 cm

本書は、30年前の写真集『メコン河』(NTT出版 1995年)、『メコンを流れる』(NTT出版 1996年)を一巻の作品として再構成したものです。多数の写真や新原稿「三〇年後の刊行に寄せて 激動時のメコン河を旅する」を追加したほか、全編にわたって加筆・訂正を施すなど、新たに編集しました。
当時は未発表だった写真も掲載します。今では見ることのできない習俗・風景の写真は貴重な資料にもなります。

【Amazonのページはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/4802215622

【楽天ブックスはこちら】
https://books.rakuten.co.jp/rb/18088767/?variantId=18088767

  

  

  

  

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2025/02/06

『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラスト・リバー 無垢なる大河 旅の記憶』

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『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラスト・リバー 無垢なる大河 旅の記憶』の再校が出ました。色の具合も改善されています。

この本は、30年前の写真集『メコン河』とフォトエッセイ『メコンを流れる』をいっしょにした書籍です。

当時は未発表だった写真も掲載します。今では見ることのできない習俗・風景の写真は貴重な資料ではないでしょうか。書籍は2025年3月刊行予定ですが、現在アマゾンなどでは予約受付中です。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4802215622

 

 

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