ウサギの散歩 ノアの立ち姿
初めてノアを公園に散歩に連れて行きました。
周囲を警戒しているのか、立ち上がって見ています。この立ち姿がけっこうかわいいかなと思います。
台湾で出会った犬猫たち。
一番目は、真っ黒い短毛の犬種で台湾犬の「マッチ(麻吉)」。ゲストハウスの看板犬です。マッチとは台湾語で「マブダチ」といった意味だそうです。
すっかり気に入ってしまった「台湾犬」or「高砂犬」。
wikiによれば「台湾中部の山岳地帯に住んでいる台湾原住民によって飼育されていた犬で、南アジアのパリア犬の子孫であると考えられている」「南アジアの猟犬の子孫であることが分かった」とあります。
二番目は、基隆からの電車で出会った「クロ」。台湾では柴犬も人気らしい。
三番目は、九份の食堂で出会った台北からやってきた観光客の犬で「アリ」。これも柴犬です。都会ではわかりませんが、たまたまなのか、田舎の食堂では犬同伴は許されるようです。
以下、九份の街中の犬・猫たちです。犬は飼い主がはっきりしているものの、繋がれるわけではなく、地域犬のようでもありました。
初めて黄金神社の写真を見たとき、ギリシャ神殿のような遺構に驚きました。
黄金神社は、九份からバスで20分、新北市の金瓜石黄金博物園区内にかつて鎮座した神社で、正式名称は金瓜石社です。
「黄金神社は1898年(明治31年)田中家によって基隆山頂より東側の少し平らになった場所に流造の社殿[注 2]が建立され、同年3月2日に鎮座祭が執り行われた。祭神は大国主命と猿田彦命、そして鉱山の神とされる金山彦命[2]の3神。」
「太平洋戦争後廃社となり社殿などは破却されたが、社殿を支えていた柱や鳥居、燈籠などが今も残る。現在でも金運上昇のパワースポットとして、多くの観光客が訪れる」(Wikiより)
黄金博物園の入り口でバスを降り、地元の女性に黄金神社の行き方を聞いたら、あるルートを教えられました。google mapで確認すると、確かに神社まで道は続いていました。
バス道からいきなりの急坂で、しかも山道は狭く、10分ほど経ってほんとにこの先にあるのか疑問に思ったとき、道が藪の中に消えていました。有名な神社がこんな道ではないはずだとようやく気がついて、バス道に引き返しました、結局、博物園へ続くメインロードを素直に辿っていけば着けたのでした。ショートカットがいつも成功するとはかぎりません。
トロッコ電車が走る黄金博物館があり、神社はさらにその上で、ここからの階段がきついです。途中いくつかの常夜灯を見て鳥居をくぐります。
山の上にあるので、暑い中の参拝はきびしいものがありましたが、境内に立つ柱や、保存されている鳥居など、かつて参拝者が多かった古の時を想像しながら、涼しい木蔭で休憩しました。
黄金博物館前に立つ男たちのモニュメントは、ここで作業する人たちの苦難を表しているようです。
『全国の猫神様をめぐる』について、「X」のあるアカウントによる一連のポストを発端として「無断転用をしている」「盗用」などの情報が先日SNSで拡散しました。
※私はブロックされているので直接は見られませんが、当該ポストは、7月4日に確認した時点では削除されています。ただしスクリーンショットは証拠として保存してあります。
これらの指摘がいずれも著作権に関わるものなので、念のため出版社を通して弁護士に相談しました。弁護士が資料を精査していたため、本件に対する見解を述べるまで時間がかかりました。
まず、弁護士は次のような意見でした。
『丸森町の猫碑めぐり』からの引用・要約は、「無断転用にはあたらない」とのことでした。『丸森町の猫碑めぐり』からの転記箇所も引用の作法や要件にのっとっていて、著作権侵害にはならないという見解でした。
また、「『丸森町の猫碑めぐり』についてクレームを受けた」と指摘があった本書の72ページの一文についても、「読者は否定的な評価としては読まないだろう」という意見・感想を弁護士からもらいました。
『全国の猫神様をめぐる』では、引用の要件である出典を本文中や参考文献一覧できちんと明記していますし、写真はすべて現地に赴いて私自身が撮影しています。これらの事実と弁護士の見解を踏まえてあらためて述べれば、『全国の猫神様をめぐる』で著作権侵害はしていません。「無断転用」「盗用」は誤った情報ですので、これ以上拡散しないようお願いします。
なお、「クレームだ」と指摘があった箇所について、私の意図を補足します。私は、「棚田」「犬像」「狼像」などをテーマにして写真を撮ってきました。現在公開されているものを紹介して「世の中にはこんな面白いものがありますよ」とみなさんに知らせるメディアです。そのような目的の書籍で、現地について書かれた冊子に「クレームをつける」意図はまったくありませんし、実際、弁護士の意見のように、文脈からもクレームではないとわかっていただけるでしょう。
以上のことは、出版社を通じて先方(あるアカウント)にもお伝えしてあります。
私の性格に対して「自己中」で「非常識」であるなどと批判されるのはともかく、「無断転用」や「盗用」という情報は次元が違います。法律の問題なので、ここはきちんと説明しておかなければ、まるで私が盗用写真家のようなイメージをもたれてしまいます。実際、そう思い込んでいる一部の読者もいるでしょうし、残念ですが、その誤った情報を消すことはできません。
また、この誤情報を信じたと思われる人が、Amazonの本書のレビューに5月下旬「無断転載」と書き込むなどの実害も生じました。ただ、このコメントはAmazonのガイドライン違反だったようで7月1日ごろに削除されました。
とにかく、日本には猫碑・猫像に限らず、まだまだ面白いものがたくさんあります。結果的に文化財の保存や町おこしにつながればうれしく思いながら出版してきました。文化財はみんなのものです。多くの人に知られることによって新しい価値も生まれると思っています。
今回のことに懲りず、これからもいろんな文化財を紹介する書籍を作り続けるつもりです。
2026年7月8日
写真家 青柳健二
『全国の猫神様をめぐる』は現在Amazonでのランキング「旅行ガイド」部門で、『地球の歩き方』に挟まれた25位になっています。
【目次】を紹介します。
はじめに
第1話 青森県つがる市 高山稲荷神社の猫像
第2話 秋田県横手市 忠猫神社
第3話 岩手県陸前高田市 猫渕様
第4話 岩手県一関市 蚕養神社跡の巨大な猫神様
第5話 宮城県仙台市 栽松院の猫塚碑
第6話 宮城県石巻市 田代島の猫神社
第7話 宮城県丸森町 猫碑・猫像の聖地
第8話 福島県石川町 猫啼温泉神社と沢井八幡神社の猫像
第9話 栃木県日光市 金花猫大明神
第10話 埼玉県皆野町&小川町&秩父市 大日神社・笠山神社の猫札と城峯神社の猫像
第11話 東京都世田谷区 豪徳寺の招き猫
第12話 静岡県御前崎市 猫塚とねずみ塚
第13話 新潟県長岡市 南部神社の猫像とお札
第14話 新潟県南魚沼市 猫面鬼瓦と猫のお札
第15話 長野県千曲市 へそ出しの猫神様
第16話 長野県筑北村 修那羅峠の猫像
第17話 長野県塩尻市 唐猫の碑
第18話 京都府京丹後市 木島社の狛猫像
第19話 岡山県新見市 育霊神社の猫像
第20話 徳島県阿南市 お松大権現
第21話 高知県三原村 椿姫の猫像
第22話 佐賀県白石町 秀林寺の猫塚
第23話 熊本県水上村 生善院の猫像
第24話 鹿児島県鹿児島市 仙巌園の猫神社
引用・参考文献・ウェブサイト一覧(掲載順)
今日は2月22日、「猫の日」です。
写真は陸前高田市立博物館所蔵の猫神様。
これは絶対撮影させてもらいたいと思った猫像の一体。口からのぞくノコギリのような歯がかわいい。
『全国の猫神様をめぐる』のHPができました。
こちらは青弓社です。
https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787221094/
こちらはAmazonです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4787221094
今日2026年2月17日は旧暦一月一日(旧正月・春節)。今年もよろしくお願いいたします。
旧正月を、沖縄では「ソーグヮチ」、中国では「チュンジエ(春節)」、ベトナムでは「テト(節)」、韓国では「「ソルラル」です。
例年なら春節の中国人観光客でごった返す日本ですが、高市発言で、現在中国人観光客は減っています。実際、1週間ほど前、浅草雷門へ行ったときも、中国語よりタイ語の方が多く聞こえてきたような印象でした。
ところで、今年の「旧暦棚田ごよみ」の睦月の写真は、高知県土佐町・高須の棚田です。
四国の内陸部、高須の棚田は四国の水瓶・さめうら湖の南に位置します。約600枚の棚田が広がり、まだらになった光が棚田を流れていきました。
この棚田の近く(といっても車で40分と20分くらい)に狼信仰の神社があって、狼像が守っていました。これは次の『オオカミは大神(参)』で掲載することになると思います。九州よりは多いですが、四国の狼像も少ない中での貴重な狼像になります。
いよいよ明後日2026年月17日が旧暦の元日です。
ご注文はNPO棚田ネットワークで。
私たちは時計や暦を発明して「時間」を普通に感じて使っていますが、考えてみれば、たとえば1日が24時間、1年が365日というのは、偶然で特殊な例だと気がつきます。
昔、あるTV番組を見ていたら、赤色矮星を周るその惑星は、赤色矮星に近すぎるので、いつも惑星は引力の影響を受けて自転をしないそうです。赤色矮星は空のどこかにあってずっと動きません。
自転しない惑星の話ですが、そのような惑星に人類のような生物が生まれていたとしても、彼らは時間を意識できないかもしれません。できないというより、違った時間の単位を持つでしょう。当然ですが、24時間や365日にはなりません。
時間が違うとコミュニケーションは難しいという話です。SFの話だけではありません。私がイランのカスピ海沿岸地方の棚田を撮影に行ったときのことです。
何か祭りがあると聞いたので、それがいつなのか尋ねたのですが、いっこうにわからず諦めた経験があります。
イランへ行ったのも15年程前だし、テヘランなどの都会は別でしょうが、当時、田舎に行ったとき、「西暦(グレゴリオ暦)」がまったく通じず、すべて「イラン暦」で答えられたからでした。イラン暦は、春分から一年が始まる暦で「ヒジュラ太陽暦」ともいわれます。春分の日はノールーズ(ペルシア語で「新しい日」という意味)として盛大に祝われます。
暦が違っただけでこれだけ話が通じないんだなと愕然としました。西暦に慣れてしまっていると、他の暦には即座に対応できません。頭がこんがらがってしまうのです。「なんで西暦がわかんないの?」と逆切れしました。イラン暦でさえこうなんだから、ましてや、広い宇宙で自転のない惑星に住んでいる生物ならどんなことになってしまうのか。
暦はコミュニケーションを取るための必要なものであることを言いたいのですが、また、使っている暦によって、その人たちのライフスタイルは決まってくるということです。私たちは自分のライススタイルは自由自在に、自分で作っていると思っていますが、暦によって制約を受けていることも事実です。
毎年提案していることですが、西暦を否定するわけではなく、プラス、旧暦も気に留めておけば、世界は2倍に広がるということではないでしょうか。新暦に慣れているので、旧暦ごよみは初め使いづらいかもしれませんが、普段は気にも留めないことに意識を向けさせてくれるのも旧暦なのです。
こよみは、単なる日付が並んだ表ではありません。昔の権力者は、勝手にこよみを作ることを禁止していたくらいです。こよみが変わると、生活が変わる、そうすると考え方まで変わってきます。
最近のコメント