カテゴリー「旅(外国)」の446件の記事

2026/03/01

イラン 

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イランを旅した時はみんな親切だったし、特にアルボルズ山脈の北側、カスピ海沿岸地方は大稲作地帯で、日本とそっくりな風景が親近感を持たせるもので、イランに対してはいい思い出しかありません。

だから今回のアメリカ・イスラエルによる先制攻撃は、他人ごとではないんですが、これをどう考えればいいか、今のところわかりません。

旅行中は、意外と女性の服装がカラフルだったことに驚き、道のまん中で女子大生から握手を求められて、やっていいのだろうか?と、逆に俺が周囲の目を気にしたりして、でも、ちゃんとやりましたが、そんな開放感がありました。

町では、さすがにマックやケンタッキーはないものの、イランふうファーストフード店で、若者たちはハンバーガーやピザを食べているし、テレビでは、ハリウッド映画もやっていました。アメリカは嫌いだけど、アメリカ文化は好きだというイラン人はたくさんいたようです。

市内バスも、男女別の席だと聞いていたのですが、エスファハーンやシーラーズでは、平気で男女いっしょの席に座っていたし、イスラムの厳格さが色濃い「イラン」のイメージが変わったのでした。

でも、それからイランは変わりました。ちょうどイランから帰国した日は大統領選挙投票日だったと記憶しています。そして保守強硬派のアフマディネジャドが大統領になりました。あれ以来、女性の服装が厳しく取り締まられたりというニュースを聞くようになり、あの自由でおおらかなイランが様変わりしていくことを感じながら見ていました。

でも、服装が乱れているといっても、「足首が見える」「髪の毛が見える」という程度なんです。それでも厳格なイスラム教徒には許されないんですね。それなら日本女性の服装は、ほとんど下着姿、いや、ほとんど裸です。

そして最近でも反政府のデモが起きて、弾圧されて何人も殺されていることがニュースになっていました。死刑を覚悟してみんなの前でヒジャブを脱ぎ捨て一心不乱に踊る女性の姿は胸に迫るものがありました。力を持たない一般市民(女性)が命をかけておこなった抵抗運動には身につまされるものがあります。それは尊くも悲しい姿でした。

今回の攻撃で、現政権は転覆させられるかもしれません。だからそれを喜んでいるイランの市民もたくさんいるようです。彼らにとっては人権抑圧のイスラム現政権は望ましいものではなかったでしょう。「親米」になることがいいことかはわかりませんが、少なくとも、人権無視の政権からの脱却は望ましいかな思います。

それとは別に、気に食わなかったら力で現状変更してしまうという最近のアメリカのやり方はちょっと行き過ぎなんじゃないかと思っていました。力によって脅しをかけるというやり方は、ほとんどならず者国家と同じです。

イランとは長年友好関係にあった日本はどうするのか。

ロシアがウクライナを攻撃した時、力による現状変更はあってはならないと、日本も同調したはずでした。ならば、今回の件はどうなんでしょうか。日本がアメリカを支持したら、結局、国際法違反&力による現状変更を良しとすることと同じで、ロシアのウクライナ攻撃を非難できなくなってしまうのではないでしょうか。それとも、ロシアも、イランも「敵」であるなら、力の現状変更もOKと考えるのでしょうか。

今は、実際に出会ったイランの人たちの顔を思い浮かべ、この矛盾するような2つの思いが頭をめぐっています。

 

 

 

 

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2026/01/17

明治43年「送り狼」の舞台

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昨日書いた明治43年の「送り狼」の舞台は、「日光から足尾に抜けて、鹿沼に下りる途中の山中」とあるので、現在の県道58号線沿いではなかったかと思います。

深山巴の宿、古峰ヶ原峠、古峯神社、大葦神社と続きます。

それにしても、こんな山道を真っ暗な中一人で歩くこと自体驚きです。

とはいえ俺も、中国で何度か、夜真っ暗な中歩いた(自転車に乗った)ことはあります。

雲南省大理の郊外で乗った自転車。月もなく、当然昔は街灯もない、自転車のライトもないので、本当に真っ暗な道です。ただ、星が輝いていたので、道の両側のポプラ(ユーカリ?)の木のシルエットが星の光を遮るので、並木がわかるようになるんですね。だから路肩から突っ込むこともなく、道の中央を走ることができたわけです。

幹線道路はこれで良かったのですが、むしろ怖いのは集落近くです。犬が襲ってくるからです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025/12/24

2026年干支 馬・午のトンパ文字

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トンパ文字は中国雲南省のナシ族に伝わる象形文字です。

これは来年の干支、馬・午のトンパ文字です。

 

 

 

 

 

 

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2025/11/28

【犬狼物語 其の八百十一】心理学から見る狼信仰ー「元型」としての狼

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狼信仰は害獣の鹿や猪除けとして、主に農業関係の守り神としての信仰から始まったとされますが、それはあくまでも江戸時代に盛んになった理由です。

でも、狼信仰自体は、ずっと古く、おそらく太古の時代に狼とファーストコンタクトがあったときから始まったのではないでしょうか。

縄文時代ではどうかというと、狼と縄文人の関係を想像させる資料がいくつか出土しています。東京国立博物館で開催された『JOMON 縄文』でも展示されましたが、岩手県一関市の貝鳥貝塚からは、細長い鹿角の先端に狼の頭が彫られた狼形鹿角製品や狼の犬歯や下顎骨に穴を開けた垂飾品が見つかっています。千葉県我孫子市の下ヶ戸貝塚からは、狼の下顎骨を加工した垂飾品、千葉県千葉市の庚塚遺跡からは、上顎犬歯が加工された垂飾品も出土しています。 

このように、なんらかの狼信仰と呼べるような片鱗が見えます。

これは日本だけではなく、世界的に見ても、狼の骨などは力の象徴、魔除けとして身に着けられたようです。

そこでこの狼に対する人間の共通した信仰はどうして生まれたかについて、マイケル・W・フォックス著『オオカミの魂』の中で、「元型」という言葉を使っています。

フォックスはイヌ科動物の権威。心理学、行動学の博士号を取得して『イヌの心理学』、『イヌのこころがわかる本』などの著書もある生態学者・獣医師です。

この本は、単なるオオカミの生態・行動を紹介した本ではなく、行動学、心理学、哲学、社会科学など幅広い領域の成果をもとに、現代の人間が抱える精神的な問題に踏み込んだ本です。オオカミだけではなく、あらゆる生き物への畏敬の念の大切さを訴えています。

フォックスはこのように言っています。

「オオカミは野生状態の象徴的な存在、つまり野生に対する意識の元型になっています。」
「自然は、わたしたち人間が健全さと文明を取りもどす最後の望みなのかもしれません。そしてオオカミはわたしたち人間にとって、高貴な野蛮人といういくぶん空想的な存在よりもずっと現実的で、実際により適切でもある水先案内人、元型となりうるのです。」

「元型」とあるのは、フォックスの心理学的な考察からきた言葉でしょう。

「元型」は心理学者ユングが提唱した概念で、人間の心は「意識」→「個人的無意識」→「集合的無意識」と階層を作っていますが、もっとも深い所にあるのが人類共通の「集合的無意識」です。「元型」とは「集合的無意識で働く人類に共通する心の動き方のパターン」といった意味です。

代表的なものに「太母」「老賢者」などがありますが、「オオカミ」もそうなのではないかというのです。

人類が長い間、狼との接触によって、DNAに刻まれた”記憶”のようなものが「元型」となり、狼に対する共通したイメージを作るのかもしれません。

狼信仰についていろいろ調べていく中で、西洋でも、モンゴルでも、日本でも、時代をさかのぼればさかのぼるほど、狼信仰に共通したイメージを感じられたので、それがどうしてなのかという疑問を持ってきました。そのひとつの解釈として、心理学から見た狼信仰のルーツということで、「元型」を用いると、個人的に腑に落ちるということなのです。だからこれが「正解」なのかはわかりません。

「元型」という用語は難しくもあるので、精神世界における本能のようなものと言い換えてもいいかもしれません。民族や時代に関わらず人の心は狼に対する同じようなイメージを生み出すということです。

それでは今話題の熊についてはどうなんだという話ですが、熊も「強さ」に関しては狼に引けをとらないので、熊も「元型」となっているのかもしれませんが、もしかしたら棲息範囲が狼ほど広くはなかったと思うので、「元型」になるほどではなかったのかもしれません。以上、熊については詳しく調べたわけではないので、あくまでも憶測です。

さて、日本では狼信仰はその後どういった経緯をたどったのでしょうか。

先日の飯能市立博物館での西村敏也先生の講座「秩父地域のオオカミ信仰について」を参考にすると、日本では、中世になると山の神の神使・警護者として狼を認識するようになった修験者などが全国に進出し、狼信仰を伝えたということであったらしい。日光修験、熊野修験らが行場として利用するため秩父の山岳へ進出し、室町時代になると、修験が秩父の山岳に祠を設けて居住するようになりました。

そして江戸時代になると秩父を中心にした地方では、民間信仰であった狼信仰的なものを寺社が取り込み、狼のお札を配り始め、害獣防止などの需要があったために、急速に関東地方周辺に広まっていきました。

各時代によって狼信仰の形態が違いますが、もともと「元型」としての狼信仰がずっと底辺に流れていたことは間違いないのではないでしょうか。

ただし、太古の時代はまさしく狼そのものに対する信仰でしたが、時代が下るにしたがって(特に日本では)、「狼さま」「お犬さま」という狼を元にした霊獣のようなもの(観念的な狼)を信仰するように変わってきたのかなと思います。

 

 

 

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2025/10/16

マダガスカルでクーデター

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穏やかな印象のマダガスカルでクーデター。

インド洋のマダガスカルで14日、軍が実権を掌握したと発表しました。

 若者の不満が、大統領を追い出し政権を掌握した軍を支持しているようです。

 
 
 
 

 

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2025/03/05

『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラストリバー』

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撮影旅行中、自宅に届いていた『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラストリバー』。

3月6日から販売開始です。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4802215622/  
 
 

 

 

 

 

 

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2025/02/08

『MEKONG THE LAST RIVER  メコン・ザ・ラストリバー』の動画(YouTube)

 

『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラストリバー 無垢なる大河 旅の記憶』の動画をYouTubeにアップしました。

発売日: 2025年03月
著者: 青柳健二
出版社: イカロス出版
ページ数: 336p
寸法 ‏ : ‎ 21 x 14.8 x 3 cm

本書は、30年前の写真集『メコン河』(NTT出版 1995年)、『メコンを流れる』(NTT出版 1996年)を一巻の作品として再構成したものです。多数の写真や新原稿「三〇年後の刊行に寄せて 激動時のメコン河を旅する」を追加したほか、全編にわたって加筆・訂正を施すなど、新たに編集しました。
当時は未発表だった写真も掲載します。今では見ることのできない習俗・風景の写真は貴重な資料にもなります。

【Amazonのページはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/4802215622

【楽天ブックスはこちら】
https://books.rakuten.co.jp/rb/18088767/?variantId=18088767

  

  

  

  

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2025/02/06

『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラスト・リバー 無垢なる大河 旅の記憶』

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『MEKONG THE LAST RIVER メコン・ザ・ラスト・リバー 無垢なる大河 旅の記憶』の再校が出ました。色の具合も改善されています。

この本は、30年前の写真集『メコン河』とフォトエッセイ『メコンを流れる』をいっしょにした書籍です。

当時は未発表だった写真も掲載します。今では見ることのできない習俗・風景の写真は貴重な資料ではないでしょうか。書籍は2025年3月刊行予定ですが、現在アマゾンなどでは予約受付中です。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4802215622

 

 

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2025/01/18

『メコン・ザ・ラストリバー』購入者期間限定特典デジタル写真集

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 こちらがアマゾンで予約・購入した場合のデジタル写真集『メコンデルタearly90s』

https://www.amazon.co.jp/dp/4802215622 

 

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こちらが楽天ブックスで予約・購入した場合のデジタル写真集『メコン源流へ』

https://books.rakuten.co.jp/rb/18088767/?variantId=18088767

 

 

 

 

 

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2025/01/10

『メコン・ザ・ラストリバー 無垢なる大河 旅の記憶』のカバーデザイン

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『メコン・ザ・ラストリバー 無垢なる大河 旅の記憶』のカバーデザインが決まりました。

Amazonでは予約のページがすでに出来ていますが、少し変更されました。表はラオス南部コーン島の朝の風景、裏はベトナムの水上マーケットの風景。 

https://www.amazon.co.jp/dp/4802215622

 

 

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