カテゴリー「旅(日本)」の654件の記事

2025/10/29

しゃこちゃんサブレ

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青森土産でもらった「しゃこちゃんサブレ」。

亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶の愛称「しゃこちゃん」を題材にしたサブレだそうです。上下がよくわからなかったのですが、たぶん、これが正解。

2018年、地元の木造高等学校の生徒たちのアイデアと市内の老舗菓子舗の協力で生まれた「しゃこちゃんサブレ」は郷土のお土産として好評を得ているそうです。

参考までに、写真の遮光器土偶は、以前国立博物館で展示されていた土偶です。

おっぱいがあって、お尻が大きく誇張されているのは、山の神=豊穣の神に通じるものです。

大護八郎著『山の神の像と祭り』によれば、山の獣や鳥を狩り、山草や木の実などの自然物に頼り、山から流れ来る水が生活に欠かせないものだった石器時代から、自然、山に対する感謝が生まれ、それは信仰になった。山の神に対する信仰は、山自体をご神体に感じていたという。

「人類の信仰の発達史からいえば、山の神こそその原初のもの」と大護氏は言う。

そして、山の獣の王者であった狼が山の神を守る神使になったというのも、自然な成り行きだったのかもしれません。

また山の神は豊穣の神、お産の神でもありました。狼や犬の多産・安産のイメージとも相まって、山の神と狼との親和性が生まれたとの指摘もあります。山の神を守っている狼像を見ることもあります。だから、山の神の祠や山の神神社があると、もしかしたら狼像があるのでは?と思って参拝しています。

堀田吉雄著『山の神信仰の研究』によれば、縄文時代の土偶も山の神像のルーツとの説もあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

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2025/09/27

浜松市の棚田

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浜松市のふたつの棚田。

大栗安の棚田と久留女木の棚田。

浜松市は2026年(来年)の棚田サミットの開催地と聞いています。

 

 

 

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2025/08/04

32話の猫像・猫レリーフ像で構成

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現時点で原稿を整理してみて、『全国の犬像』と同じくらいの割合で写真を入れるとすると、北は青森県、南は鹿児島まで、32話の猫像・猫レリーフ像で構成できそうです。

 

 

 

 

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2025/04/18

蓬莱島(ひょうたん島)

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東北お遍路の巡礼地の一か所になっている蓬莱島(ひょうたん島)。

数百メートルの桟橋を歩いて、島に鎮座する弁財天にお参りしました。

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2025/04/09

 東北お遍路プロジェクトの写真

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 東北お遍路プロジェクトは、東日本大震災により被害を受けた福島県いわき市から青森県八戸市までの沿岸地域に、慰霊と鎮魂の道を作ろうと2011年9月に発足しました。


10年以上経ち、巡礼地の数も増えたので、HPや地図の写真をリニューアルすることになり、写真を一部撮り直すことにしました。それがこの地図です。
なるべく早く撮り終えたいとは思いますが、実際、どれだけの日数がかかるかわかりません。まずは4月中に第一弾の撮影をすることになりました。

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2025/03/10

神社のトイレ

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ある神社のトイレです。

さすがにここでオシッコする勇気は、俺にはありませんでした。
 
 
 
 

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2025/02/22

牛の供養碑

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特徴がよく出ていて、いい牛像です。

 

 

 

 

 

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2025/02/21

四国の猫塚猫像

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2月22日は猫の日。

猫の日にちなんで、四国には猫塚猫像です。

猫塚猫像けっこうありますね。それが遠いんです。

 

 

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2025/01/22

新吉原花園池(弁天池)跡

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関東大震災では、多くの人々がこの池に逃れてきて飛び込み、溺死したという悲劇の場所でもあります。

大きな観音像は、溺死した人々の供養のため建立されたものです。

敷地の奥の方には赤富士の滝や、吉原弁財天本宮があります。 

 

 

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2025/01/21

NHK大河『べらぼう』綾瀬はるか演じる「九郎助稲荷」

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NHK大河『べらぼう』

ドラマは、明和9年2月29日(1772年4月1日)に発生した大火のシーンから始まります。主人公 蔦屋重三郎が九郎助稲荷の祠を背負って火事から逃げるというシーンがありました。

1772年というと、狼信仰が江戸でも盛んになり始めているころです。

綾瀬はるかの九郎助稲荷の狐像は白く、立耳、立尾の典型的な狐像です。

九郎助稲荷神社は、現在吉原神社に合祀されていています。

ここには残念ながら狐像は見当たりません。その代わり、りっぱな狛犬が立っています。

境内はさほど広くはないのですが、参拝客がひっきりなしに訪れて、賑わっている印象です。「大河効果」なんでしょうね。

当時、新吉原には、北に榎本稲荷、南には九郎助稲荷、東に明石稲荷、西に歌丸稲荷が鎮座していました。

九郎助稲荷が勧請されたのは明暦四(1658)年とする説が『浅草志』にあるようです。

遊郭の経営者は商売繁盛を願って稲荷神社を祀ったのでしょうが、遊女たちは、好条件での見受け話が来るように、性病に罹らないように祈っていたようです。当時梅毒が流行っていたらしい。

吉原大門は江戸に大火が多かったので、何度も建て替えられています。この写真は明治14年ころの吉原大門。

 

 

 

 

 

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