夢日記 穴のビーグル
井戸のような穴に誰かが落ちた。
助けようとそばに行ったら、もう一人助け人が現れ、俺に「怖くないから大丈夫」といった。
落ちた人は自分の飼い犬といっしょだったので、その犬を俺が怖がっていると思っているようだ。
俺もこの犬種と同じビーグルと暮らしているので、犬が怖くはないんだがなぁ、とこの助け人の早とちりに戸惑った。
犬はビーグルにしては大きく太っていて、背中を触ったら、毛がゴワゴワしていた。
井戸のような穴に誰かが落ちた。
助けようとそばに行ったら、もう一人助け人が現れ、俺に「怖くないから大丈夫」といった。
落ちた人は自分の飼い犬といっしょだったので、その犬を俺が怖がっていると思っているようだ。
俺もこの犬種と同じビーグルと暮らしているので、犬が怖くはないんだがなぁ、とこの助け人の早とちりに戸惑った。
犬はビーグルにしては大きく太っていて、背中を触ったら、毛がゴワゴワしていた。
織物で使うシャトル(杼/ひ)と似た木製の乗り物が、ジェットコースターのような高いところを走っている。
奇術師が「八方ふさがり」という脱出劇を見せることになった。
シャトルと似た形をした乗り物の片側に丸い部屋が作られていて、奇術師はそこに入った。
シャトルはコースから飛び出し、10mほど下の川に落ちた。
中にいた奇術師は無事だった。脱出劇は成功したようだった。
「見ることは考えることだ」と言われます。
人間は目だけで物を見てそれがなにかを判断しているのではなくて、自分の体験・知識・期待などもいっしょに活用して「おそらくあれだろう」と考えて答えを出しているらしいのです。
目から入った情報処理を「ボトムアップ処理」、自分の体験・知識・期待を「トップダウン処理」といいます。その2つの処理で俺たちは物を何か判断しています。
だから、カメラと人間の目の違いは、カメラは物理的世界を正確に写し取るのに対して、人間は見たいものしか見ていないと言ってもいいのかもしれません。
逆に言えば、カメラのシャッターを押したとき、人間には見えていないものも写真には記録されるということでもあり、カメラの持っている客観的な記録性ということが、重要な特徴だということが分かります。
ところで、幽霊はなぜ見えてしまうのでしょうか? この答えは、目から入る情報よりも、頭にある情報が勝った場合の典型例といえるのではないでしょうか。
幽霊は、そこに無いものを見てしまうものです。壁のシミに幽霊の顔を見てしまったり、林の木々に幽霊の立ち姿を見てしまったり。つまり極端な言い方をすれば「幽霊に見たいから幽霊を見てしまう」らしいのです。
これがわかるような、おもしろいHPがありました。Deep Neural Net Dreamsというものです。これはグーグルの画像解析の技術で、コンピュータがこれまで学習してきた「知っているパターンに近い何か」を見つけたらそれを増幅させて表示するというものです。詳しくはこちらで。ついったーでも、#deepdreamで「作品」をいろいろと見ることができます。
そこにない物を無理やり見せてくれるという意味で、大変興味深い。それで実験してみました。コンピュータは何を見たがっているのか?です。
まずPhotoshopで、「雲模様」を作りました。具体的には何もない画像です。それを変換してみました。
それで出てきたのが、上の絵です。右上に、なにやら鳥のような動物のようなものが出てきました。それとお城や教会のような塔のある建物。微妙な雲の濃淡からコンピュータがパターンを見つけたのです。
グーグルでは、「夢 Dreams」と表現していますが、形を探し出すというところから、むしろ「幽霊」と言った方が合っているのではないかなと思います。
コンピュータは得体の知れない動物らしきものを見ようとしましたが、人はもっと「人」に近いものを見ようとするのではないでしょうか。でもそこにいるはずがないということも頭では分かっているので、そこに「人」ではない「幽霊」を見てしまうのではないかなと。
あいまいな模様の中に何かを見てしまう錯覚は「パレイドリア」と呼ばれますが、「何も無い」ことが意外と絶えられないのです、人間は。何かを見てしまいたくなる。
コンピュータは、ただ情報処理をしているだけで、絵の雰囲気(怖さ)がわかっているわけではないでしょうが、偶然にしろ、怖いものを見ようとしているのは共通しているのかもしれません。
あいまいな形からは怖いものを見つけてしまうというのは、でも、考えてみれば理にかなっています。危険な物をいち早く発見することが生き残っていくためには有効だからです。だから人間も幽霊を見たがるのは、「正しい」心理機能といえるかもしれません。
ベトナムのある町について、駅からけっこう離れたところのゲストハウスに行ったが、いつの間にか俺の荷物がなくなっていて、宿の男が袋から出して見せた。そういうことやるか?と不信感を抱き、ここに泊まるのはやめることにして、駅へ戻った。
次にインドのある町に着いた。ダウンタウンの方まで歩いてゲストハウスに宿を取った。でも、考えてみれば、明日中に広州、香港の国境まで出て、日本への帰国便に乗らなければならないことに気がついた。
同宿の旅行者に、事情を話して、国境までどうやったら早く行けるか聞いた。地図を出していっしょに考えてくれた。
ルク×××とかいう町で乗り換えなければならないようだ。でもこの町はなるべく早く出ないと間に合わない。
せっかくここまで来たが、宿に泊まっている場合ではないかもしれない。これから駅に行って夜行便に乗るか、それとも明日の早朝4時くらいに行って始発に乗ろうか。どっちにしてもぎりぎりだ。
山の斜面なのか、老朽化した建物なのかよくわからないが、そこに小田原市か富士宮市という垂れ幕が下がっている。
市内の山の中の観光村で何かの式典があるらしく、俺は市役所で待機していた。
腹ごしらえに大鍋に入った、コンビーフやローストビーフや卵焼きや白身魚のフライが煮込まれたものを、お玉ですくって椀に取って食べる。
へんな料理だが食べられるうちに食べておこうと思った。
新しく引っ越してきたところは10階くらいにあるマンションだった。
壁がベニヤ板のようなぺらぺらで、しかもそれがはがれかかっていたが、その隙間からヴィーノが外へ出た。
「あっ」と思い、急いで窓を開けて外を見たら、なんとベランダが無く、ヴィーノは地上に落ちてしまったようだ。
あたりは暗く、ヴィーノの姿は見えない。もう生きていないんじゃないか。
そこへマンションの管理人らしき男がやってきて、ある書類にサインをしてほしいという。
前にもこの男と会ったことがあったが、どこだったろうか。思い出せないが、あまりいい奴ではなかった気がする。
この書類にサインをするのがなんとなくためらわれた。どういった書類なんだろうか。
友人の家にいた。友人はこれから出かけるらしく、留守の間、車の修理屋が来るはずだから俺に対応してほしいという。
どのシャツを着て出ればいいかなと考えながら待っていたが、なかなか車屋はやってこない。俺はどこかへ出かけてしまった。
トンネルのようなところに修理工場があって、床に部品がたくさん並べてあった。その部品は、車のものではなくて、ロボットスーツだった。
体にフィットするような上半身部分は何と、軽量化のためだろうか、発泡スチロールだった。この上の部分に頭を入れるんだろう、でも蒸れて暑くならないのだろうか?と思った。
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